英語 聞き取れない 悔しい

スピーキングよりも圧倒的にリスニングが大切だよ。話すのは、ブロークンイングリッシュでもジャパニーズイングリッシュでも、ジェスチャでも何とか通じるよ。でも、英語が聞き取れないと悔しいし悲惨だよ

悔しい失敗談なんていくらでもあるよ。例えば、ボストン大学の大学院で経済学の講義、教科書がなくて教授が口でしゃべるだけなんだよ。皆は、ノートを左に傾けて、サラサラと書いていく。僕は、英語が聞き取れない！悔しい！テープレコーダーで録音しつつ、皆の『サラサラ』を聞いてたよ

あの時、後でテレコを聴いて、ディクテーションをしてれば、僕のヒアリング力はものすごく上達したはずだ。残念ながら根性なしのオイラは毎回、悔しい悔しいと思いつつも、他の教科の準備も忙しくて、苦渋の選択で寝てしまってたよ。おかげで病気もせずに生きながらえた

推薦図書も見たけど、授業に直結してなくて数式だらけ。あの時期、毎日、生きた心地がしないままに、朝夕が冷え込むボストンの枯れ葉が吹き溜まりでサラサラと渦巻きながら集まるのをボンヤリと見てた

単位は落とさなかった。20人位のクラスだったけど1人だけいた日本人の女性にノートをみせてもらった。アメリカ人はノートを見せるのは嫌がるって聞いてたから救われたよ。彼女には日本に帰ってからも年賀状を送り続けたよ

リスニングには同じような悔しい失敗談や悲惨な体験はいくらでもあるけど、スピーキングはなんとかごまかせて来てる気がするな